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なにもないもの

趣味のこと、世の中のこと、ネットのことなど、いろいろ思うことを綴ります。

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前回はざっくりとした修理内容の紹介でしたが、今回は使用しての感想を書いてみようかと思いますw



まず目につくのは「アナログメーター」ですねw
どのくらいの信号が入力されているかを針の振れ具合で教えてくれる素敵な計器ですw
大体315mVで「0」を指すようになっていますので、それ以外の値だったらどこかおかしくなってます。



装備面では1~4の入力それぞれに「TRIM」「EQ HIGH」「EQ LOW」「PAN」とINPUTフェーダーが装備されていて、TRIMでは入力感度、EQでは高域、低域のボリューム、PANは信号を左右のどちらに振るかのボリュームを調整、INPUTフェーダーで最適な音量に設定してミキシングしていきます。

更にカセットで録音する時にどのトラックに録音するかのファンクションスイッチがあるので、それを設定します。
「BUSS L」が1だとA面のLトラックに、3だとB面のLトラックに記録され、「BUSS R」が2だとA面のRトラックに、4だとB面のRトラックに記録されます。
逆に「SAFE」の位置だと、録音ボタンが押されていても録音されません。
もし他ののデッキで再生したいなら、BUSS Lを1、BUSS Rを2にすればOKです。

他にもこのスイッチの組み合わせを利用して「オーバーダビング」などをして音を重ねて録音できますが、当然ながらオーバーダビングではその回数によって音質が劣化していきます(汗) これはアナログの宿命なので、仕方ないですね。

  

PORTA ONEの右半分側では電源、ノイズリダクション切替、メーター照明のON・OFF、「TAPE CUE」、テープの走行スピードを調整する「PITCH CONTOROL」があります。

このPORTA ONEでは一般的なカセットデッキで使用される「Dolby」方式のノイズリダクションではなく、「dbx」というちょっとマイナーなものが採用されています。
Dolbyと違い、dbxはdbx対応のデッキで再生しないと満足に聴けないマイナス点があります。

ピッチコントロールはそのまんまの意味ですが、ちょっとでもいい音で録音したいなら、最高速度で録音した方がいいです。
試しに通常ピッチと、最高ピッチで録音したものを比較試聴しましたが、最高ピッチのほうが音がクリアで、また音の広がりも出てきます。
一方で通常ピッチでは最高ピッチと比べると音がしょぼくなってきます(汗) 更に最低ピッチで録音したものは・・・、ゴミです(爆) 楽曲レコーディング用というよりは声を長時間録音したい時に向くかもしれません。



最後にデッキメカですが、いわゆる「2ヘッド」構成で、シングルモーターで駆動しています。
一般的なデッキと違う点は録再ヘッドと消去ヘッドが、きちんと4チャンネル録音専用のものになっている点ですね。
ちなみに使えるテープは「ハイポジ専用」です。他メーカーのカセットMTRでもハイポジ専用が多いようです。
もちろんテープ感度とかバイアスとかをいじれるわけではないので、使うテープの性能に左右されます。

以上がPORTA ONEですが、普通のデッキとは違います。
過去に「PORTA 05」というMTRを使っていた時期に聴いた音が流れてきて懐かしさを感じますが、やはりカセットテープを徹底的に使うという趣旨には合いません。

個人的にこのデッキはテープ速度もいじれるし、イコライザー調整もできる、本当はやってはいけない事ですが、アジマスをいじりやすくなっているので、音を調整して貴重なテープをデジタル化するために使う予定です。

4チャンネル分のミキサーもありますので、何か機会があったらミキシングにも使ってみたいですね。


ps.ノイズリダクションとかいらないから、METAL録再可能、録音時のバイアス、レベル調整可能なデッキを出してほしいですね。TEACに期待したいです!(ぇ)

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先月入手したTASCAM(TEACの業務用ブランド)のカセットMTRですが、修理が完了して正常に動作するようになりました(祝)



修理内容は、
・トラック4、音出ない
・トラック3と4の音が歪む(でもイコライザーのLOWを最小にすると治まる)
・モーターから異音

とりあえずトラック4の音が出ない現象に関しては、このトラック以外の音が出ることからトラック4を通るどこかと睨んで、オペアンプ(M5218L)を交換して解消です。

モーターからの異音は単純にモーターの経年故障だったので、もう1台のジャンク品から移植して改善しました。
ただ、交換したモーターもちょっと怪しいので、予備パーツとしてモーターがほしいのですが、本機に使われている「Sankyo BFV2R34」というモーターはメーカー特注品のもので、仕様とか代替品はあるか問い合わせてみても、「TEACから『公開しちゃだめ!』って言われたから教えない!w」との返答があり、詳細が不明のままです(汗) 壊れたらどうしましょう(大汗)

そしてトラック3と4の音歪みに関しては非常に悩みました(汗)
1週間位考えて、イコライザー部分の回路が怪しいと睨んだまではいいんですが、そこからさらに2週間・・・(汗)
経年劣化が考えられるので、イコライザー部分のトラック3と4のコンデンサ類を全交換してみました(と言いますか、考えるのが面倒になっただけ(ぁ)。

そしたらあっさり解消・・・orz
「マジっすか」と思いつつ、交換した不良コンデンサを調べてみると、容量抜けが原因でした(大汗) コンデンサの見た目も基板側にもお漏らしした形跡とか、何かしらの異常がなかったのでスルーしてました(ぁ)

まぁ直ったからいいんですが、やっぱり全チャンネルから正常に音が出た時は感動しますねw
万が一モーターがダメになっても、4チャンネルミキサーとして使えるので、無駄にはならないでしょう(多分)

あとはテープスピードをコントロールする可変抵抗類を分解・洗浄しておきました。
スライダー式の可変抵抗にはホコリとか何やらが溜まってました。

とりあえずテストを兼ねて色々いじってますが、なかなか興味深い機能があるので、次回あたりはそれを見てみるとしましょう。


ps.モーターの仕様、TEACに問い合わせたら教えてくれるかな? 1984年発売の機種だし、重要保安部品のストックもないだろうし、どうだろう・・・。

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最近カセットデッキが面白いので、「TASCAM」の「PORTA ONE」というマルチトラックレコーダー(MTR)を入手してみましたw
・・・でもでもジャンク品なので、修理必須です(汗)



実はこの「PORTA ONE」という機材なんですが、過去に同じシリーズの「PORTA 05」というMTRを使用していたことがあります。
特にレコーディングに使用していたというわけではなく、単にカセットデッキとして使ってましたw

通常カセットテープは片面2チャンネルずつの記録をしていきますが、これを片面だけで4チャンネル全てを使うことによって4トラックの同時レコーディングが可能になるわけです。

もちろんMTRで録音したテープを通常のデッキで再生する事はできますが、2チャンネル分しか音は出ず、更にB面に返して再生すると、残りのトラックが逆再生されますw

4トラックの同時レコーディングができて、ミキサーもついているちょっと特殊なカセットデッキですが、ノイズリダクションにはDolbyではなく、「dbx」というものが搭載されています。

修理しないといけない箇所はありますが、通常の2チャンネル分のレコーディングはできるので、とりあえずは自己録再を試しつつ、修理も同時に進めていこうと思います。


ps.なんか、カセットMTRって今でも人気あるんですね。「PORTA ONE」の兄弟分で「PORTA TWO」などは、完動品だと1万円以上で取引されているようです。
もちろん「PORTA ONE」も完動品であれば1万円以上で取引されるそうですが(ぉ)

でも「TASCAM」のカセットMTRって、ハイポジのテープじゃないと使えないはずですが、入手したいとお考えの方はその辺を考えた上でご検討くださいw

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前々からその存在は知っていたのですが、「レコード針のNAGAOKAがカセットテープを出している」ということで、接続障害発生中のヨドバシ.comに発注をかけてみました。

とりあえず現物を手に取って見てみると、カセットを常用していた頃だったら絶対に買わないデザインですw



白いカセットハーフ全体に貼られたラベルに、思いっきり日本語で


「ノーマルポジション 片面30分 往復60分」

と書かれています。
カセットが世の中にたくさん出回っていた時代にはない簡素なデザインですね。

まぁ昔はハーフ全体にラベルが貼られているタイプのテープでも、テープポジションや商品名、分数やバイアス値がプリントされていて、フォントやデサイン自体もかっこよかった記憶があります。

というわけで早速録音して再生してみましたが、私がラジカセで聴いていたノーマルテープ的な音がしましたw
高域のレベルが減少して、丸みを帯びた感じです。

使用デッキは「PIONEER CT-500」なので、バイアスとかの追い込みはできませんが、3ヘッド機で録音すればもっとシャープな音が聴けると思います。
3ヘッド機を入手した時は、その秘めたる実力を確認してみたいところです。


試しに手持ちの「TDK AR」、「TDK SUPER CD-ingⅠ」で録音再生してみましたが、いずれもNAGAOKAのテープより高域が伸びて驚きましたw



この2つのテープはTDKのノーマルテープの中でも、中~上位にランク付けされるものなので、何もしなくてもそこそこの音で録れてしまったのでしょう。

それにしてもこのラインナップ、懐かしいですw




今回はNAGAOKAのテープを試してみましたが、現行の他のテープよりは評判が良いらしいので、そこそこのテープをお探しの方は一度試してみてもいいと思います。

60分テープで200円程度で購入できました。
分数のラインナップは少ないですが、なかなか貴重な選択肢だと思います。


ps.上のラインナップ表の中で「AR」が現行品だった当時、「MA」と「MA-XG」以外はすべて使ったことがありました(ぉぉ)

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前回はPIONEERのカセットデッキ、CT-500での自己録再を試しましたが、今回は他のデッキで録音したテープの反応を確認します。

でも再生する前にヘッドの消磁をしておきます。
今では記録メディア事業から撤退してしまった「TDK」のヘッド消磁器の出番です。



まず再生するのは、最近流行の兆しのあるミュージックテープで、モノは色々あった「CHAGE & ASKA」のテープです。
ちなみに左端の「SAY YES」は、私が初めて買ったC&Aのテープだったりしますw



このテープ達は「Dolby」がかかっているようですが、その種類がわかりません(汗)



とりあえずOFFにした状態で「SAY YES」を再生してみましたが、自己録再の時より輪郭もしっかりしてますし、低音もまぁまぁ出ています。
当時はラジカセのしょぼい内蔵スピーカーで聴いてましたが、ある程度のシステムで聴くと「う~む」と唸りますねw

次に「GUYS」を再生しましたが、ASKAの繊細な声も、CHAGEの柔らかな声もいい感じですw
まぁCDと比べてしまえばいくらでも粗を探せますが、自己録再の時よりはるかに良い音に聞こえました。


次に他のデッキで録音したものも再生してみました。



当時使っていたラジカセは「SHARP QT-77MKⅡ」というMETALポジションもカバーするもので、おまけに外部入力端子もあるのでCDウォークマンを繋げて使ってました。
他に「TASCAM」の「PORTA05」というMTR、あとは友人宅のラジカセなど色々です。

再生して感じたことは、「CT-500での自己録再は低音を寂しくさせる」ということです。
他のデッキで録音したテープは、デッキの種類にもよりますが、極端に低音が出ないとか、高域が曇るとかありませんでした。


結果として、「録音するデッキの性能に左右される」ということが改めてわかりました。
少なくとも現存する手持ちのカセットの多くはMETALテープが7割を超えるので、やはりMETALテープを活かせるデッキで楽しみたいですね。


ps.テープに生えたカビって、どうやって処理したらいいんだろうか? ってか、処理できる?

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