なにかあるかも?
趣味のこと、世の中のこと、ネットのことなど、いろいろ思うことを綴ります。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
え~、新年早々穏やかじゃないタイトルですが、昨年発売されたmaxellの復刻版UDについて、言いたいことがあるので書いてみるとします。
1.コレってほんとにUDなの?
まぁテープそのもののグレードに関しては、インデックスカードに「UR相当品」とありますが、そのURと比べると音が違うことがわかります。
上の説明を見て「じゃあURと大体同じ音なんだな」とそのまま受け取って現行品のURと復刻版UDの音を比較してみると、URの方は高域がスッキリ聞こえます。対してUDの方はスピーカーに毛布を被せたかのように音がこもっています。
どうしても気になったので、メーカーに問い合わせたところ「同等の音質と考えます」だそうです(汗)
・・・はぁ、そうですか(汗)
でも「手持ちのノーマル・カセットコレクションの中でこんなにこもった音がするテープはないぞ」と思いつつ思案していると、同じようにこもった音のするテープがありました(汗)
2.コレって「NAGAOKA」のカセットそっくりなんだけど(汗)
Q:なぜそう思う?
A:それは音がそっくりだから(爆)
そうなんです、そっくりなんですよ! と言いますか、同じでしょう(汗)
他にもNAGAOKAと同じと考える根拠として、
・リーダーテープが同じ透明のもの。
・リーダーテープと磁気テープのつなぎ目に「気泡」がある。
・テープパッドが同じ形状。
・カセットハーフに印字されているロットナンバーが両者同じ位置にある。
私が見つけたものとして、4つもありました。
*透明リーダーテープとテープパッドの形状(白はNAGAOKA、黒は復刻版UD)
テープパッドの寸法もほぼ同じです
*リーダーテプと磁気テープのつなぎ目の気泡
写真の写りが悪いですが、表面に凸があります
*ロットナンバーの印字位置
同じ位置に同じ色の印字があります
逆にURはUDと比べると、リーダーテープは従来のmaxellのものが使われてますし、テープパッドの形状も違う、ロットの印字位置も異なり、maxellと刻印されています。
当然ながらテープのつなぎ目に気泡なんて全くありませんよ!
*URのリーダーテープとパッド形状(maxell伝統のやつ)
きちんとお掃除機能搭載ですw でも遮蔽板がないですね(汗)
*ロットナンバーの刻印位置(URは彫り込んである)
URはカセットのツメ側にあります
まぁリーダーテープやロットの刻印などは大したことではないと思いますが、つなぎ目の気泡についてメーカーに問い合わせたところ、「設備上の問題ですが、正常品です」だそうです(汗)
使用上は問題ないんでしょうけど、テープヘッドに何かしらのダメージを与えるのではないかと不安になります。
それに長期保存した時に、この気泡がテープに与えるダメージも気になるところです。
参考 未使用カセットテープの落とし穴
この復刻版UDとNAGAOKAのカセットの類似点について幾つかのHPで私と同じような疑問をお持ちの方がいらっしゃるようですが、そりゃあこんだけ似てる所があれば「デザイン違い品じゃね~の?」と疑いたくなります。
復刻版UDとNAGAOKAの両者は「日本製」を謳ってますが、おそらく磁気テープは海外のOEMで、組立を日本の何処かにある工場でやっているということなんでしょう。
しかし、日本製なら工程管理や品質管理もしっかりしてると思うんですが、復刻版UDは結構深刻な組立不良があります。
3.コレってほんとに日本製?
それはカセットハーフを固定するネジが空回りするということです。
*4隅のネジと、「C60」と書いてあるところの下にあるネジ計5箇所
どんなにドライバーで締め付けようとしても、止まることはありません(汗)
私のは最大で3箇所も締め付けできませんでした(汗)
おそらくネジ穴がバカ穴になってると思うんですが、そんな状態でカセットを間違って落とそうものなら、落下の衝撃でカセットがバラバラになりかねません(汗)
モノ作りをする上でドライバーのトルク管理とかしていると思うんですが、やはり気になったのでメーカーに確認してみました。
すると、メーカー側でも確認したいので送ってくれとのこと。送りつけて3週間後、代替品とともに簡単なお詫びの手紙が入っていました。
その手紙には特に発生原因などの調査報告はなく、製造現場にフィーフォバックするとだけ書いてありました。
機械で固定しているのか、人力で固定しているのかわかりませんが、いずれにせよあまり気分のいいものではないですね(汗)
以上が私が気になったポイントですが、どうもmaxellの製品にはいいものがないように思います。
過去にCD-Rを購入してPLEXTORの外付けDVDドライブで記録、5年後に再生しようとしたところ、反射膜が剥がれ再生できない状態に・・・(汗)
他にもDVD-Rに記録してみると、同じ条件下で記録した他メーカーのディスクは再生できるのにmaxellのものだけ再生不能になるなど、まぁmaxellとの相性は最悪ですw
音質やテープのつなぎ目に発生する気泡などは無視することができるとしても、固定ネジの締め付け具合は破損につながることになるので、もし復刻版UDをお持ちでしたら、ドライバーで軽く締めてみて空回りしないか確認した方がいいと思います。
「過去のデザインを復刻させる」と大体的に発表した割にお粗末な出来栄えでがっかりしますね。個人的にまたmaxell製品は使いたくないと思う出来事でした。
ps.送られてきた代替品のケースが破損していました(汗) maxellの品質保証部が送り主なんですけど、いやはや、驚きました(汗)
1.コレってほんとにUDなの?
まぁテープそのもののグレードに関しては、インデックスカードに「UR相当品」とありますが、そのURと比べると音が違うことがわかります。
上の説明を見て「じゃあURと大体同じ音なんだな」とそのまま受け取って現行品のURと復刻版UDの音を比較してみると、URの方は高域がスッキリ聞こえます。対してUDの方はスピーカーに毛布を被せたかのように音がこもっています。
どうしても気になったので、メーカーに問い合わせたところ「同等の音質と考えます」だそうです(汗)
・・・はぁ、そうですか(汗)
でも「手持ちのノーマル・カセットコレクションの中でこんなにこもった音がするテープはないぞ」と思いつつ思案していると、同じようにこもった音のするテープがありました(汗)
2.コレって「NAGAOKA」のカセットそっくりなんだけど(汗)
Q:なぜそう思う?
A:それは音がそっくりだから(爆)
そうなんです、そっくりなんですよ! と言いますか、同じでしょう(汗)
他にもNAGAOKAと同じと考える根拠として、
・リーダーテープが同じ透明のもの。
・リーダーテープと磁気テープのつなぎ目に「気泡」がある。
・テープパッドが同じ形状。
・カセットハーフに印字されているロットナンバーが両者同じ位置にある。
私が見つけたものとして、4つもありました。
*透明リーダーテープとテープパッドの形状(白はNAGAOKA、黒は復刻版UD)
テープパッドの寸法もほぼ同じです
*リーダーテプと磁気テープのつなぎ目の気泡
写真の写りが悪いですが、表面に凸があります
*ロットナンバーの印字位置
同じ位置に同じ色の印字があります
逆にURはUDと比べると、リーダーテープは従来のmaxellのものが使われてますし、テープパッドの形状も違う、ロットの印字位置も異なり、maxellと刻印されています。
当然ながらテープのつなぎ目に気泡なんて全くありませんよ!
*URのリーダーテープとパッド形状(maxell伝統のやつ)
きちんとお掃除機能搭載ですw でも遮蔽板がないですね(汗)
*ロットナンバーの刻印位置(URは彫り込んである)
URはカセットのツメ側にあります
まぁリーダーテープやロットの刻印などは大したことではないと思いますが、つなぎ目の気泡についてメーカーに問い合わせたところ、「設備上の問題ですが、正常品です」だそうです(汗)
使用上は問題ないんでしょうけど、テープヘッドに何かしらのダメージを与えるのではないかと不安になります。
それに長期保存した時に、この気泡がテープに与えるダメージも気になるところです。
参考 未使用カセットテープの落とし穴
この復刻版UDとNAGAOKAのカセットの類似点について幾つかのHPで私と同じような疑問をお持ちの方がいらっしゃるようですが、そりゃあこんだけ似てる所があれば「デザイン違い品じゃね~の?」と疑いたくなります。
復刻版UDとNAGAOKAの両者は「日本製」を謳ってますが、おそらく磁気テープは海外のOEMで、組立を日本の何処かにある工場でやっているということなんでしょう。
しかし、日本製なら工程管理や品質管理もしっかりしてると思うんですが、復刻版UDは結構深刻な組立不良があります。
3.コレってほんとに日本製?
それはカセットハーフを固定するネジが空回りするということです。
*4隅のネジと、「C60」と書いてあるところの下にあるネジ計5箇所
どんなにドライバーで締め付けようとしても、止まることはありません(汗)
私のは最大で3箇所も締め付けできませんでした(汗)
おそらくネジ穴がバカ穴になってると思うんですが、そんな状態でカセットを間違って落とそうものなら、落下の衝撃でカセットがバラバラになりかねません(汗)
モノ作りをする上でドライバーのトルク管理とかしていると思うんですが、やはり気になったのでメーカーに確認してみました。
すると、メーカー側でも確認したいので送ってくれとのこと。送りつけて3週間後、代替品とともに簡単なお詫びの手紙が入っていました。
その手紙には特に発生原因などの調査報告はなく、製造現場にフィーフォバックするとだけ書いてありました。
機械で固定しているのか、人力で固定しているのかわかりませんが、いずれにせよあまり気分のいいものではないですね(汗)
以上が私が気になったポイントですが、どうもmaxellの製品にはいいものがないように思います。
過去にCD-Rを購入してPLEXTORの外付けDVDドライブで記録、5年後に再生しようとしたところ、反射膜が剥がれ再生できない状態に・・・(汗)
他にもDVD-Rに記録してみると、同じ条件下で記録した他メーカーのディスクは再生できるのにmaxellのものだけ再生不能になるなど、まぁmaxellとの相性は最悪ですw
音質やテープのつなぎ目に発生する気泡などは無視することができるとしても、固定ネジの締め付け具合は破損につながることになるので、もし復刻版UDをお持ちでしたら、ドライバーで軽く締めてみて空回りしないか確認した方がいいと思います。
「過去のデザインを復刻させる」と大体的に発表した割にお粗末な出来栄えでがっかりしますね。個人的にまたmaxell製品は使いたくないと思う出来事でした。
ps.送られてきた代替品のケースが破損していました(汗) maxellの品質保証部が送り主なんですけど、いやはや、驚きました(汗)
PR
<< どうやって分解するだ?
HOME
未使用カセットテープの落とし穴 >>
[131] [129] [128] [127] [126] [125] [122] [121] [120] [119] [118]
[131] [129] [128] [127] [126] [125] [122] [121] [120] [119] [118]
この記事にコメントする
今までのお客様
名様
プロフィール
管理人:
不知火もなれ
お知らせ:
お世話になります、不知火もなれでございますw
サウンドポリシーは「繊細でやわらかで、綺麗な高域」を求めつつ、自分で作れるものは自分で作るをモットーにオーディオやってます(ぉ)
また最近は作曲熱も復活しつつあるので、Singer Song Writer Lite 9で曲を作ってたりします。
さらにMINECRAFTでむらづくりに励んでいますので、その様子も報告できたらと思います。
以上簡単ですが、よろしくお願いいたします。
サウンドポリシーは「繊細でやわらかで、綺麗な高域」を求めつつ、自分で作れるものは自分で作るをモットーにオーディオやってます(ぉ)
また最近は作曲熱も復活しつつあるので、Singer Song Writer Lite 9で曲を作ってたりします。
さらにMINECRAFTでむらづくりに励んでいますので、その様子も報告できたらと思います。
以上簡単ですが、よろしくお願いいたします。
最新記事
リンク
【BLADE-ARCHIVE】
いつもお世話になっておりますw
【”いっき”のJAZZあれこれブログ】
JAZZやアナログに関して多く掲載されています。
【Technics】
奇蹟の復活を果たしたオーディオブランド。
【ELAC(本国)】
高域の透明感が最強のスピーカー専業メーカー。
【YUKIMU】
「ELAC」の国内取扱元。対応が親切な業者さん。
【LUXMAN】
現用アンプのメーカー。どんな古い機種でも修理してくれる。
【YAMAHA】
着実にオーディオ熱が復活しているメーカー。
【mogami】
ズバッと物事が言える奇跡のケーブルメーカー!
【CANARE】
プロフェッショナル御用達のケーブルメーカー。
【audio-technica】
「VM型カートリッジ」の老舗。価格上昇が止まらない。
【SHURE】
「MM型カートリッジ」の元祖。今はヘッドフォンも展開。
【ortofon】
今でもたくさんのカートリッジを作っている老舗。HPの更新が遅い。
【のだや】
よく行くオーディオショップ。