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なにかあるかも?

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前回、「Concorde Century」について触れましたは、それから2ヶ月も経ってますか・・・(汗)

というわけで、エージングもそろそろいい感じだと思いますので、ちょっと真面目に聴いてみることにしました。
幸いなことに、「Concorde」シリーズの元祖「STD」が手元にありますので、聴き比べてみました。

まずは外観を見てみますか。



奥が「Century」で、手前が「STD」です。

Centuryはクロームメッキが施されていて、全身ピカピカなのに対し、STDは全身シルバーのマット塗装です。
Centuryのクロームメッキは見た目こそきれいなんですが、指紋が目立ちやすいのが難点で(汗) STDでは指紋が付こうがよほどの汚れでない限り目立ちませんw


見た目の印象はこれくらいにして、両者を聴き比べてみました。


まずConcordeの元祖・STDから聴いてみますが、その見た目からは想像できない太めで安定感のある音がします。
針先の摩耗の影響もあると思いますが、内周側ではちょっと歪んでしまいます。また高域の方向でやや丸い印象を受けますが、今の時代でも十分に通用する音かと思います。

一方で銀メッキワイヤー、ファイライン無垢針を搭載するConcorde Centuryは次元が違いました(汗)
レコード盤に針を置いた瞬間からノイズの少なさに驚き、演奏が始まるとMM型ではあまり聴けない高解像度な音が襲ってきて、今まで聴いてきたレコード盤から新しい情報を聴き取ることができましたw この辺は銀メッキ線とファインライン針の合わせ技といった感じでしょうか。
さらに内周側での歪も殆ど無い見事なトレース能力を持っているようで、いろいろと驚かせてくれました。
ただ不満点というかなんというか、気になる点としては全てにおいてきれいに聴こえてしまう節があります。
だからダメというわけではなく、私にとっては今までのアナログサウンドを異次元に誘ってくれる魅力的な1本です。

以上がConcorde CenturyとConcorde STDの試聴感想ですが、今思えば予約までして買ったオーディオ機器というのは、Cocorde Centuryが初めてな気がします。
ましてや世界1000本の限定版なんですから、持つ喜びというのも得られます。

ただMM型としては驚異的なお値段設定のせいなのか、まだ在庫を持っているショップがあるようです。
まぁ、MM型の進化を確認したい方はぜひともお試しくださいw


ps.実はこのConcorde Century、交換針が手に入りません(汗) オルトフォンジャパンやショップに確認をしてますが、いつ発売で、いくらになるという情報が一切出てこないそうです(汗)

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